磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 ハ行 ベニツケギンポ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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ベニツケギンポ 〔 ベニツケギンポ 〕タウエガジ科
 見られた時期:4月~11月

やや海藻のある浅い岩場や小石のあるところ、タイドプールでも見られる。

活動的に泳ぎまわる種ではないので、他の魚を探している時にヒョコっと出てくるパターンが多い。

画像は7月に採集した個体。

本や資料等による日本近海での分布
北海道南部以南
撮影個体:4.9cm(成魚:15cm)
 学名:Dictyosoma rubrimaculatum Yatsu, Yasuda & Taki 1978 ⦿ 写真クリックで大きい画像
ベニツケギンポ

体の色は、 暗褐色、黄褐色、白色系と個体差がある。

同じ科にいるダイナンギンポとよく似ているけれど、ベニツケギンポのほうが黄色味が強く、体も小さく、エラ部の後方に朱斑がある。(下の画像参照)

撮影個体:4.9cm(成魚:15cm)
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ベニツケギンポ

ダイナンギンポとの違いは、矢印で示したエラ部の後方に筆で書いたような朱色の斑があること。

水槽内では、岩の下などにいることが多く姿をあまり見せない。

人工餌に慣れるまでには数日を要する。生のタラコ、孵化したブラインシュリンプは食べている。

撮影個体:4.9cm(成魚:15cm)
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