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いつもの磯で (7/2) | 今年はおしまい (11/11) | |||
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GW第1弾 初磯 (5/2) |
久しぶりに秋晴れの朝、何時もより、ゆっくりと煎れたコーヒーを持ってイソイソと磯へ出かけました。
これまでの寂しい磯の状況でもあるし、この時期のことだし、殆ど期待感は無しでタイドプール巡りをスタートした訳ですが、最初のタイドプールの群落で一匹のチョウハンを発見。(久しぶりのドキッ!と感を味わうっ!)
タイドプールの端っこに、ひっそりと居たチョウハンは、追い出し器と網1本で容易に採集できましたが、網の中のチョウハンを手で掬うときの抵抗感の無さ、バケツに入れたときの一瞬のヨロヨロ感、思わず「大丈夫・・・か?」
ここのタイドプールの水温を計ってみると 12℃、やや風のある外気温は 11℃(9:30頃)、よく頑張っていたものです。
死滅回遊魚とならなかったチョウハン君、全長は 1.5cm 。 此れに気を良くしたワタクシは、その後、元気に磯を廻るわけですが・・・、その後はこれまでと同じで、網を使う状況など訪れてはきませんでした。 |
チョウハンが見られたのはホントに偶然だったこと、2週間後はタイドプールの水温が 10℃を下回りそうなこと、磯の状況に期待感が持てないこと、などなどから、今年の採集はこれでおしまいです。
後記今年は、6月に Sawada さんと共に回遊魚第一陣を採集して好スタートを切り、その後の採集に大いに期待を掛けていたものです。しかし、その後、7月以降はパッタリと途絶えてしまいました。
S湾を横切らないで大きく蛇行する黒潮の影響かな?というのがワタクシの大筋の見解ですが、その他にも、伊豆諸島の海底火山や地震の影響、死滅回遊魚産地異変の影響?などが有るのかもしれません。
以前にもチョウ科が稀有な年があります、一匹も採集できなかった 1995年、この年はナミチョウが一匹見られただけでした。この前後の年は採集ができていますので、この年も何かしら原因があったのでしょうか?(資料が無いので皆目解らない・・)
追記今年は採集記述が少なく、毎日訪れて頂いている方へは申し訳なく思っております。
「もう採集の更新は無いのか・・・では・・・」などとおっしゃらず、冬季も適度に覗いて見て下さいまし。ということで、次回更新の予告サービス!題目は「白点病虫」です。挿絵入りでご紹介致します。
房総半島への黒潮接岸を見て、大潮でもないのにアタフタと海へ行ってきました。
元々、今週末は採集に行く予定は無かったのですが、海況情報では房総への黒潮接岸が華々しい。あわよくば「おらが海にも・・・」という期待が膨らんでくると、「これは採集へ行かねばならない!」と思い込んでしまう。でもでも、やっぱりイナイのですね・・・
「イルトコロニハイル!」 「イナイトコロニハイナイ!」と最もらしい理屈をつけて磯を徘徊したのでありました。久々に採集したのはヒメジ科なのですが、考えてみれば前回のイシガキダイ以来、まともに網を使う機会が無かったのですね。実に59日ぶりに採集対象に向けて、久々に網を使ったことになります。
ホウライヒメジです。何年か前に一度採集していますが、画像が残っていませんでした。これが「オジサン」だと私にはレア物になるんですがネ。全長は 4cm。 |
7月下旬~8月下旬までに、磯に通ったのは6回ですが・・・採集は無し!。水温はそこそこ上がっているのに「何故なんだ~?」と考えてしまいました。あくまでも推測の域であるということで眺めてみてください。
・ひとつに黒潮、昨年の同時期には三宅島近海を横断するように流れていたのですが、今年の7月中旬以降は、八丈島の外を周って流れる、図の状態が続いている。これでは、いくら泳ぎの得意なお魚でも、私の通う磯に到着するには相当の試練ではないか? ・ふたつめに、大島近海での低温域の発生(図の点線域)。7月中旬~8月初旬にかけて、この領域では周辺海域より-2℃ほど水温が低い状態が多々発生していました。お魚は好んでこの領域を越えて来るのか? |
今年は1月から黒潮が大きく蛇行を繰り返しています。端から見れば気まぐれのようにも見える、だとすれば福に転じる蛇行もあって良い・・・。6月中旬から始まった三宅島近海での地震~噴火というのは今も続いていますが、何かしら影響があるのでしょうかね?(参考にしたデータ:神奈川新聞、一都三県魚海況速報)
「忙しい!」と言いつつも、干潮の日には直に磯へ向かう私なのであります。今日は、2度目のA海岸ですが、この潮位でのねらい目のタイドプールというのがよく解っておりません。というより、何処にタイドプールが出きるのさえ解らない!のですね。アチラコチラと(狭い範囲ですが・・・)歩いたのでちょっと疲れました。
ナミチョウはパスしましたが、さすがに500円玉サイズのチョウハンには、思わず網を出してしまいました。窪みに陣取るチョウハンに向けて、ソーツと網を詰めているとき、何かがフワフワッと左手の「網に入って」いきました。視線はチョウハンの方向へベッタリなので、視界の隅でそれが「白い点点のあるお魚らしきもの」であることぐらいしか解りません。慌てて網を上げてみると、イシガキダイが跳ねていたのです。
結構採集されてる方もいるので、あまり珍しくないかもしれませんが、私にとっては初物であります。大事に持ち帰りましたよ、もちろん!チョウハンと一緒にね。
さて、イシガキダイですが、水合せの最中に時々水面をパクッとやる仕草をします。「餌食べるかな?」とクリルを与えたら、食べちゃった! 「ほう!じゃー、手からも食べれるかな?」と指で摘んで目の前に持っていくと、食べちゃった!イシガキダイって、こんなに直情型ですか・・・? チョウハンの2倍ほどの大きさなので、もう少し小さいサイズが欲しいところ。成長が早いとのことなので、これまた早めに海に帰ってもらう予定です。 |
疲れていたけれど、何故か目覚める採集日の朝!いつもの磯に行ってきました。
今日は日曜日、予想どうり、高速道路は海方面へ向かう車で連なっている、やはり夏でございますね。こういう情景をみると「早く切り上げよぅ・・・」と、いつも思うのであります。
さて、磯へ降りてみると、すでに小さなテーブルがセットされ、子供達の喚声が岩の間から聞こえてきます。タイドプールも子供たちの「発見の世界」となっておりますので、ちょっと遠めのタイドプールへと真っ直ぐ向かう。
昨年は一度もチョウ科を見なかったタイドプールを遠目に覗いておりますと、程なくナミチョウが姿を現しました。2週間前にA海岸で Sawada さんと一緒に見た頃より、一回り大きい。これを採集!
一匹でも採集してしまうと、妙に心が落ち着くもので、散歩気分で空いているタイドプールを覗いて廻ります。でも、眼は真剣ですよ。他には目新しいお魚もいなくて、見つけた小さめのナミチョウを眺めながら一服し、海の香りを吸い込んで、帰途へつきました。
我が家でナミチョウを眺めながらコーヒーを啜ったのがお昼、ちょっと早く切り上げ過ぎたかもネ。
降って沸いた休日です、待ってました!とばかり Sawada さんの案内で、初めてのA海岸へ出かけてきました。
天気は、曇り直ちに雨・・・
この時期、「チョウチョウウオなんていないんだよナー」といいながらも「もしかしたら、イルカモ・・・」という2つの気持ちが心の奥で攻めぎ合っております。今日は、どちらかといえば、前者の方がやや攻めぎみだったように思えたのですが・・・あっけなく没落。
最初に着いた磯のタイドプールで大きめの石の周りをクルリと廻るチョウチョウウオ、その、と、隣の小さめの石の下を覗けばチョウチョウウオ。「なんと良き日!」なのでしょう!
しかし、プールなので逃げられない!という安心感と、採ったも同然!という気持ちの隙間をぬってチョウは逃げていきます。持久戦に持ち込むつもりでしたが、ここで雨が降りだしました。
しばし雨やどりの後、小雨の中、JAFを待つ愛車へ戻ります。「何で~JAFが?」とお思いでしょうが、タバコ以外の総て・・もちろん車のキーも、車のトランクに幽閉してしまったのですネ。駐車場のおばさんと嫁さん(?)その知り合いの方、そしてJAFの方、Sawada さん、みなさんに助けて頂きました。
私の採集道具が揃った後Sawada さんが良く覗く個所、トゲチョウを採集されたとこ、サッと覗くところ、等々話しながら、覗きながら磯ルートを周ります。
そうしてこの後半の頃、小さなタイドプールで 「あれっ?チョウハン??」と思わせる仕種のチョウチョウウオ?を採集。チョウチョウウオかチョウハンかの判定は Sawada さんにゆだねますが、チョウハンだったら、私の中にある出現時期というものが、1ヶ月更新されることになります。
小雨の中の採集でしたが、この時期にしては思いがけずチョウ科が確認できたことに、今年の磯への期待感が高まりつつあります。
前夜の雨模様から一転して、朝は晴天の日曜日、いつもの磯へイソイソと出かけました。
定点観測という意味からも、最低月に一度は、いつもの磯へ足を運んでおりますが、さて、今年は如何なものでしょうか?。
そんなに「藻」が有るわけでもないのに、いつからか「藻場」と呼んでいる小さな入り江を丹念に覗いてきました。数年前に、何千匹!という言葉が当てはまるほどのチャガラの群れをここで見ています。「カメラを持って来なくちゃー」ということになった、想い出に残る光景のひとつでしたねぇ。
姿を現したお魚たちですが、チャガラ、キヌバリが少数、ペアのアミメハギ、ケンカをしてたゴンズイ2匹、タイドプールに取り残された大サイズのキタマクラ、1cm 程度のカゴカキダイ、他には、メバル、クサフグ、メジナ、ウミタナゴ、ハゼ系、ベラ系、ギンポ系。こうしてみると、例年どうりの出現となっているでしょうかね。
結果として、採集したお魚はイナイのです。まあ、カゴカキダイが出て来ているかどうか、確認したくて来たのですけれども・・・・・
磯浅場の水温は 19℃ 、もう南の魚たちが来ても大丈夫ですね、そぞろ来い!
GW後半、「カレイ採りに行きませんか?」の甘いお誘いを受けて行ってまいりました。
私は、これまでにカレイを採ったことが無く「いちどは飼ってみたい~」と思っていたのですが、私の通う磯は岩場ばっかりで、「カレイなぞ棲息してるのかな?」という思いがチラホラとありました。
出来高で採る私にとって「カレイ採り」と的を絞った採集は初めてですし、遠征採集も初めてになります。当日、ご指導頂いたのは Syunさん、Arさん、Toさんご夫婦でした。
採集場はK島の運河、しかもビーチサンダルなんぞは役に立たない、なんとなーく砂地かな?の浪打際。「こんな所で採れるんかな~」と思ったのは私と息子だけなのかもしれませんが・・・
「底をさらうように採るんです!」と教えて頂いたので、ガバッ、ズズズーとタモ網用いて地引網の要領で底をさらうと、泥に混じって4-5cmぐらいのカレイがピチピチと網のなかで踊っている、「うふ、採れた!」
5cmと3cmの2匹(枚)を連れて帰りましたが、写真は全長5cmです。 カレイを撮るには、やっぱりこの方向からでないといけませんね。ポンプを止め、水槽の海水を半分抜いての撮影となりました。 帰りついた4時から~PCのスイッチを入れる9時頃まで、カレイと付き合っていました。なんせ、初めて我が家に来たお魚さんですからネ・・・・ |
この日は、みなさん沢山採りました、小1時間で「こんなに採れちゃったー」って感じです。天気良し、お魚良し、そして満面の笑みとくれば言うことありません。おもしろくて楽しかった!遠征採集でした。
Syunさん、Arさん、Toさんご夫婦、お世話になりました~。
今年の初磯はGW前半の、風の無い穏やかな日でした。
今年から某大学の海洋学部に通っている息子が、一時帰ってまいりました。GW中は潮引きも良し、天気さえ良ければ何時行ってもヨイわけで、朝起きて「今日、風無いねー」「行こぅーかー」なんてことで決まってしまいます。
初磯は、やはり勝手が判っているホームーグラウンドが良いですね。年間を通じて、比較的波の穏やかな場所を中心に廻りました。春~初夏にかけては、このような場所に稚魚、幼魚が多いように思います。
メバル(写真)とヘビギンポを子供心で採集、持ち帰りましたが2週間後にはリリースの予定。 他には、キヌバリ、タカノハダイ、メジナ、ギンポ、クサフグ、ナベカ、ベラ類等が見られてちっこいカゴカキダイも見たようだと息子が申しておりますが、私ゃ残念ながら見ていません。 |
磯の水温を計ってみると、12℃(9時頃)~ 14℃(お昼頃)で、もうチョイ上がって欲しいところでございます。死滅回遊魚が見当たらないだけで、この日の午後は真夏日と錯覚しそうなほどの天気でした。