↑HP-TOP | ↑磯採集いろいろ | 2004年度の磯 |
(04/24 更新) | この時期にオヤビッチャ? | (08/22 更新) | ヒメジ科 | |
(05/09 更新) | 磯の定番種オハグロベラ | (11/28 更新) | 水槽維持にオヤビッチャ | |
(06/06 更新) | これは何じゃ?と思ったけれど・・・ | |||
(07/04 更新) | チョウ科到来を確認 | |||
(07/18 更新) | 賑やかになってきた磯 | |||
(08/08 更新) | 掃き溜めのタイドプール |
実に暫くの間天候不順で満足に磯へ行けない日々が続きました。やっと落ち着いてきてみれば気候は早々と秋の終り。せつない気持ちで磯へ行ってきました(先週のこと)。
当日は大潮にあたるとはいえ80cm余り、タイドプールとなっている箇所が少なくて見れる場所は限られます。こういう時は浅瀬でも覗けば良いのですが、生憎と風が強くてさざ波が立ち全く見れませんでした。
因みに早めにタイドプールとなったところの水温は14℃(気温19℃)で、多くの死滅回遊魚の限界にあたるといわれている水温です。でも、シマスズメダイとオヤビッチャは(渋々と)泳いでおりました。浅瀬の水温は18℃あり、手を入れても暖かさを感じます。
見られた魚は非常に少なくて、定番のクロサギはゼロ、コトヒキでさえ片手で足りるものでした。沢山見られたのはオヤビッチャとギンユゴイです。
我が家には夏ごろに60cm水槽をたたんで立ち上げた40cm水槽があります。 立ち上げたその後は何~んにも入っておりませんでしたので来年の夏まで水槽維持のためにオヤビッチャとアカオビシマハゼを1匹づつ連れてまいりました |
貪欲なアカオビシマハゼでなくイソハゼのほうが・・・という考え方は正解ですが、今回は臀びれのアカオビを撮りたくてこちらにしました。
お盆の候、帰省後の睡眠不足を引き摺って磯へ出かけてまいりましたが、平日を狙ってもこの時期は人が多いですなぁ。
前回散在して見られていたニザダイは皆無と言っていいほどに居なくなっておりますが、チョウチョウウオはさほど変化はない様子。フウライチョウチョウウオが僅かながら増えている感じがします。
浅瀬でオヤビッチャ、チョウチョウウオと群れていた2匹のヒメジ科、1匹は見覚えのあるホウライヒメジ。もう片方の種類が判らなかったので採集して確認することにしました。 泳ぎ回っているのを眺めてもよう判らんかったのですが、写真を撮ってみると体側中央にうっすらと黄色味があるのでコバンヒメジですな。 |
一見、銀色のうろこが剥がれて痛んでいるように見えますが、ホウライヒメジも同様でしたので、ヒメジ科はこういう成長過程を経るのでしょうかね?
さて、磯には漂流物やゴミが集まり易い、いわゆる掃き溜めみたいなタイドプールが幾つか存在します。今回は台風の後ということもあって、こういう場所を重点的に見ていきました。この時期、まぁ色々と忙しいわけで更新が遅れておりますが、先週末頃の大潮に磯へ行ってきたので、その採集報告です。
太平洋上に長期滞在していた台風10号は日本海へと移動して行った後なのですが、波はまだやや高めの状況でした。磯は思っていたよりは荒れていませんが、波に運ばれてきた小石が蓄積しているタイドプールは幾つか見られます。
前回沢山見られたニザダイは、群れの状態は殆どなくなり随所に散在している感じであり、確認できた数は半分以下。
さて、磯には漂流物やゴミが集まり易い、いわゆる掃き溜めみたいなタイドプールが幾つか存在します。今回は台風の後ということもあって、こういう場所を重点的に見ていきました。
← やっぱり居たのがシイラ(全長:4cm) | ||
オヤビッチャみたいだけど尾びれ付け根上部に白紋ありか?(全長:2cm、数日経過してみれば、ロクセンみたい・・・)→ | ||
他には アイゴ (全長:3cm)が見られました。 |
カメノテなどが付いている漂流物があると、もっと色々な魚が見られて心躍るのですが、今回は無かったなぁ、残念です。
夏休みモード突入直前の週末、晴天と暑さにも・・・恵まれて、磯へ出向いてまいりました。
前回沢山見られたカゴカキダイに代って見られたのはニザダイ、タイドプールで25匹前後の群れを見るのは実に10年振りになります。またチョウチョウウオもあちらこちらで見られるのも久しぶりで、この時点で「今年は当り年なのか?」と思わずにはいられませんでした。只、トゲチョウやフウライは少なくて、まだ片手で数えられる程でしたが、この分で行けば今後の出現には大いに期待が持てそうです。
7月初旬と比べると磯は突然パッと賑やかになった感じがします。魚も増えましたし磯遊びを楽しむ子供たちの歓声もふえました。
ニザダイの群れがいるタイドプールとは別の場所で、右往左往していた透明感のある1匹を採集したのが左の写真。 「テングハギ属らしいな~?」 と思って持ち帰りましたが、こりゃニザダイですな(全長:3cm)。前回(2003年)前々回(2002年)も、おなじよーなのを採っているのに、又繰り返してしまいました。一応プラケースに入れて、眺めて確認はしているのですけれどね・・・比較写真はコチラ |
|
水温がやや上昇気味のタイドプールで、スーッと横すべり感覚で泳いでいたのはサザナミフグの幼魚(全長:2cm) 採集直後はもっとまっ黒黒なのですが、撮影している間に黒さは薄れてきてしまいました。アップで撮るとこんな感じになってしまいますが、実際はもっと可愛い感覚なのです。 |
台風(8号)の影響で週末の磯採集を一時は諦めていたのですが、日頃の行いが幸いし(・・?)行ける状態が晴天と共に訪れてきてくれました。
とはいうものの、磯へ出てみれば波のうねりは大きく、波とにごりで浅瀬近辺での採集は到底無理の状態。でも、今日の干潮はマイナスの潮位、何時もどうりのタイドプールは出来ているのです。
波に洗われた磯の具合と幼魚の状況が心配でしたが、多少の影響は見られるものの思っていたよりは荒れていないと感じました。この日はカゴカキダイの幼魚が沢山見られ、他にはクロダイ、ニザダイもチラホラといました。
チョウチョウウオ科で見られたのはチョウチョウウオの1種のみで、まだ数は多くありません。
我が家の水槽には2002年の7月~8月に採集したチョウチョウウオが3匹いましたが、怪我と便秘で2匹を1年余りで失くしてしまいました。飼育の上であと1匹は欲しいと思っておりました。 ← この日見られた中で一番大きかったのを1匹持ち帰りました。(全長:3.7cm) (水槽に入れた直後の写真、透明な壁にやや戸惑っております) |
あ、前回のアミメハギの寄生虫、2日後の朝には無くなっていました。寄生虫は何処に?・・・わかりませんね・・・
真夏日かと感じられる日も、1枚羽織らなければならない日もある昨今、仕事の息抜きで磯へ行ってみました。
某半島では豆チョウ出現の話も聞かれています。此方ではもう少し待たなければなりませんが、期待感というのは何時でも持って歩いています。さて磯の状況はどうでしょう?
チョウチョウウオ科は見られませんでしたが、オヤビッチャ、シマスズメダイ、ニザダイ、ワニグチボラと小粒を少数ながら確認することができました。熱帯性回遊魚が到来し始めましたよ、水温は20℃、足を入れても心地よく感じられます。次回からは磯へ来る楽しみがもっともっと増えますね。
浅瀬で見つけたアミメハギですが、フワフワした皮弁らしきものが第一背鰭棘の先端に有りこれは何じゃ?と、確認するために採集してきました。(全長:6.5cm)。 水槽へ入れてじっくりと目を凝らしてよくよく観察してみると。 皮弁らしきものは、たぶん寄生虫・・・。反対側(左側面)から見ると、丁度小さなタンポポの胞子がくっついているように見えます。 |
寄生虫が生きる為に宿主には左程危害を加えていないようだし、見ていて気色が悪い訳でなし、このまま様子を見てみることにします。
肌寒い日もありましたGW、みなさま方は如何でしたでしょうか?。当方私的に忙しく、やや疲れを引き摺って磯へ出かけてまいりました。
前回よりも数多く見られたのはキヌバリとチャガラ、前回見られなかったオキナメジナはボラやメジナの群れの中にいました。他の種類については特に目立った変化は感じとれませんでした。魚以外では浅瀬で小さなイカとヒラムシが見られています。
卯月にしては初夏と感じとれる日差しが続いていた某日、今年初めての磯採集へ行ってまいりました。
タイドプールで最初に目に飛び込んでくるのは元気に泳ぐボラの子供たち、次いで水中を眺めればフワリと漂うハゼの子供たち。別の場所ではメジナが少々、海藻のあるところではキヌバリやキタマクラ、カゴカキダイの稚魚も1匹だけ確認できました。岩を徘徊するフナムシも結構多く見られて、今年は心持ち早いのかな~?と思ってしまいました。
とあるタイドプールで、右往左往するボラの中にオヤビッチャを1匹見つけました。全長は3cm前後でしょうか、この時期にしては早すぎる登場です。(過去の例からいえば5月下旬~6月) 何となく活発さが感じられなかったので、水温を計ってみたのですが 20℃でした。低水温とはいえませんね。もしかしたら、誰かが早めに放したものかもしれません。 |
タカノハダイの幼魚を目指していたのですが、残念ながら見つけることが出来ず、この日は何も採らずに終わってしまいました。