ピント合わせは、大体この辺で撮るだろうと予測した場所にピントを予め合わせておく「置きピン」といわれる方法です。
「置きピン」はレンズと被写体の距離を固定した状態です。なのでピント合わせは身体上部を前後に動かすことによって行います。手前に来たら下がる、奥に行ったら前に出る、ということになります。
動きの鈍い魚に対してはフォーカスリングを回してピントを合わせることも可能ですが、種類は少ないでしょう。
どのくらいの大きさ(=距離)で撮影するか?は魚の大きさで変わるでしょうが、目、口、ヒレ、鱗などの形状がファインダーで見たときにしっかり確認できれば大丈夫でしょう。大きさは下画像を参考。フレームにピッタリの構図で撮れることは先ず無いと考えて下さい。
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このページの上部に使っている画像の元画像です。ファインダーで見たときの大きさです。意外と小さいです。(元画像のサイズは 6016×4000) |
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見栄え良く切り出して 800×600にリサイズしたもの。普段はこの画像でホームページに載せています。 |
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等倍(100%)から 800×600で切り出したもの。元画像を見ると小さく感じますが、等倍表示だとモニターからはみ出してしまう大きさです。同定などで魚の細部を確認するときに使います。 |
近づけばもっと大きく撮ることもできるのですが、大きく撮ろうとすればするほどファインダーから外れる状態が頻繁になり、魚の動きに追従することが困難になりますし、ピント合わせも厳しくなります。適度な距離をとって下さい。
上の画像はセパレーターを用いて撮影。マクロレンズ100mmを使用。絞り:f5.0、シャッタースピード:1/320、ISO感度:800。魚の大きさ:全長4.0cm。
別のショットを3枚。
(4)と(5)は使えますが(6)は一見ピントが合っているように見えるのですが、目にピントが合っていないのでボツです。 |