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プランクトン
2001-12-30 に稼動を開始した120cm水槽のアクリル面や岩に、白い虫が沢山付いていることに最近気がつきました。水槽に顔を近づけ、1mm以下のそれらの虫が、時折モゾモゾと動くのを見て「寄生虫か?」と当初は思っていました。
肉眼での観察は無理なので、デジカメの前面に顕微鏡の接眼レンズを付けて撮影したものが下の写真です。これを元にインターネットや図書館で調べてみたのですが、よく判りませんデス。確信がとれないまま、どうも動物プランクトンのような気がしています。
やや多い 1番多い とても少ない 左端2枚と同種だが卵を抱えていると思われる
他には、左の写真のようなものもいて、これはウズマキゴカイかもしれません。0.3mm程の大きさで、水槽にいるのをレンズで拡大して見ているとケヤリみたいに触手を広げているのがわかります。また水槽の中を探してみると、岩や水槽面に定着して1mm程に大きくなったものも何個か確認できました。
プランクトンは何処から湧いてきたのか?、たぶん、水槽に入れた、前回の採集時に持ちかえった手のひら大の石1個か少量の海水に付いていたものだと思われます。現時点では増加傾向なので、動物プランクトンの餌といわれる植物プランクトンも同様にして持ち込まれ、こちらも水槽内にはかなりの数が存在しているのかもしれません。水槽内に置いてある岩の上に薄く伸びた緑藻から、動物プランクトンらしきものが水中に飛び立っているのも見られます。
この先どうしようか?と思案するわけですが、魚たちには影響がみられないので暫らく静観して経過をみてみましょう。( 2002-5-23 )
その後、プランクトンたちは徐々に数が減っていき、秋の終りから冬にかけて姿が見えなくなってしまいました。

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