磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 カ行 カンパチ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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カンパチ 〔 カンパチ 〕アジ科
見られた時期:6月~9月

流れ藻についていたのを採集。白地に黒とシマハギのイメージに近い。当磯で見かけたのは今のところ2個体のみ。

基本的に岩などに着いている餌をついばむ種類ではありませんので小まめな給餌が必要です。

飼育は孵化させたブラインシュリンプからスタートしましたが、冷凍餌、人工餌に慣れるのは早く食欲旺盛。

同種にそっくりなヒレナガカンパチがいますが、このサイズでの写真判定は難しいとの専門家のご意見です。
本や資料等による日本近海での分布
本州以南
撮影個体 3.0cm
(成魚:100~190cm)
学名:Seriola dumerili (Risso 1810) ⦿ 写真クリックで大きい画像

学名は「日本産魚類検索 全種の同定 第二版」(東海大学出版会)のを使用、所有の「日本の海水魚」(山と渓谷社)では Seliora dumerili となっている。

カンパチ 上記から9年後の6月に採集した個体。小さな流れ藻についていました。

第2背びれの軟条数を数えてみると28本といえる。日本産魚類検索 全種の同定 第三版によると、カンパチは 29~35、ヒレナガカンパチは 26~33とのこと。画像から識別できるのはこれだけなので、まぁ微妙な位置です。

後日、ヒレナガカンパチの検索で https://www.fishbase.se/summary/1007 というページを見つけた。説明では、尾叉長(fork length)2~18cmの個体は6本の黒い横帯があるとのこと。
撮影個体 2.7cm
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