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10月末の大潮、ほとんど潮が引かないのは判っていましたが、後は行けそうにないので行ってきました。
魚に出会えるという期待感がほとんどなくなってしまって寂しく感じます。例年だと11月まで延ばすのですが、今年はもう磯採集は終了ですね。
(1週間程前のことですが)久々に晴天と重なった採集日、期待しないで行ってまいりましたが・・・・、そのとおりでした・・・。
前回(磯へ出ようとする私と息子が磯から帰ろうとするSawadaさんと会った日)は磯へ降りたものの、雨、雨、雨で雨宿りだけして帰ってきたものでした。
今回は晴天、今年を振り返ってみれば、実に5月採集以来の晴れ!なのです。晴れていると魚の確認がしやすいのですが、残念なことにこの日も終始風が吹く・・・。 このところ急に気温が下がってきているのですが、この日は20℃で陽だまりは温かい。タイドプールの水温は18℃で冷たくは感じないが、オヤビッチャなどのスズメダイ系も少なく全般に魚影は薄いです。 |
この日は潮があまり引かない(最低潮位60cm)なので、ちょっと足を延ばしてブラブラと見て回ったのですが、「え、まだこんなに小さいコショウダイがいるんだ・・・」という他には目立った魚がいなくて、この日も網は一度も使わずに終了です。
「今度の休みは磯採集だっ!」と1週間ほど前に気持ちが固まっているのに突如として現れる台風・・・しかし行かねばならぬ。で、台風が来る前に行ってきました。
波浪情報は一応確認して(沿岸波浪予想:国際気象海洋株式会社)出かけたのですが、磯に降り立って見る3次元の波はとても力強く迫力があり、暫し呆然と眺めているしか術がないのです。
この日もまた風が強く、しかも風向きのためかこの前よりも見難い。前回ネンブツダイがいた場所でいくら目を凝らしても魚影はなく、底の砂が階段状になっていることから前日もかなりの波があったであろうと推測され、魚たちは何処かへ行ってしまったようです。 浅瀬は濁りがひどく全く見えません。 |
岩山の陰の風の当たらないタイドプールで確認できた魚といえば、ボラにメジナにオヤビッチャ属など、結局、この日も網は一度も使わずに終了です。(帰り道、アクセルのなんと重いこと・・・)
もう1週間+αも前のことです。台風11号が関東沖を通過した数日後に磯へ行ってきました。
目的は漂流物に付くクリクリお目目の幼魚たち。台風通過+干潮+休み、という偶然が重なり、かなり勇んで出かけたのですが、結果はゼロ。
漂流物と思われる物があそこにもここにもひとつもありません。磯も荒波に洗われた~という形跡はほとんど見当たらなくて、本当に台風が通過したのか?と疑いたくなるほどです。
この日も強風!(最近はこのパターンですなぁ)しかも前回よりも見難い。前回見られたネンブツダイたちはチラホラという数にまで減っており、荒波の影響というのは魚たちに出ているようです。
海水浴場では海の家の解体が始まり、夏が早々に立ち去っていってしまったようで寂しいです。「夏だッ!」「採集だ!」といった感覚を感じられない奇妙な夏になってしまいました。トゲチョウもフウライもまだ見ていません。アケボノがポツンといる磯は変な感じがします。
次の日からまた仕事なので、魚の写真を撮ってUPしたいところですがPCの前に座る気力もなく、いや疲れました・・・もう歳ですね、を実感。
磯で久しぶりにSawadaさんと会いました。実はSawadaさんが来ることはKazuさんのブログで知っていたのですが、見たのが採集当日なので磯で待ち伏せです。暫し話をして小岩山の左手の磯に私が行き、右手の磯にはSawadaさんが行かれました。
この日は強風!左手の磯の岩陰でネンブツダイの群れに混じる2匹を確認しようと試みるのですが、さざ波でほとんど見えません。一瞬風が止みそうになる頃合いを見計らって網を出し、ようやく採集できたのが下記の2種。
一応、2匹とも連れてきてしまいました。 写真左のフエダイ(体長3cm)は採集時から何となく判っていたのですが、写真右のクロホシフエダイ(体長2.8cm)はクロホシ部の黒班が小さくて、採集時は無いものと思いこんでいたのです。 写真を撮って判明したものの初採集魚でなくて残念です。 |
結局ここで30分以上を費やし、その後Sawadaさんとはすれ違いになってしまいました。
強風のためにさざ波が大きく立って見難いことこの上ないが、表層近くに漂う小魚もさざ波を避けて岩陰などに集まっているものです。見られたのは、シイラ、マツダイ、アミモンガラ、コショウダイ、ホウボウといったところ。コショウダイは1cm前後と小さくて、この大きさだと通年より1か月程遅れて出現していることになります。
左の写真はホウボウの稚魚(体長1.8cm/1.1cm)だと思えるが、波間を漂っている時にちょっとは動いてくれないと見逃してしまいます。 一応連れて帰りましたが、水槽内仕切りの僅かな隙間からするりと抜けた途端に疾風の如く現れたニシキベラにパクリとやられてしまいました。 こういった小さい子達のために専用の水槽を立てるべきか?ちょっと悩みます。 |
台風8号が遥か彼方の台湾を通過しているのを見届けて、休みがとれた某日、磯へのこのこと出かけてきました。
駐車場の管理人さんが「波を見て帰った人もいるよ・・・」と話してくれたが、当方は半信半疑。で、いざ磯へ降り立ってみると、た・たしかにスゴイ!。こんなんで磯採集できるのかい?と思えるほどの大波で、岩に当って砕けた飛沫が霧のように湧いています。
いつもは何人かの釣り人が見られ、ニセクロホシフエダイやチョウチョウウオ科を採集したこともある方面の岩場は大波の度にドウドウと水が流れて棚田のよう・・・しかし足を踏み入れることなどできません。 磯も大波に洗われておりますが、折角来たのだからと、こういう情景をぼんやりと眺めながら時間を潰し、一番潮の引いたときにできるタイドプールを廻りました。と言っても主に2箇所だけですが・・・ |
このような状況で見られた夏の魚は、オヤビッチャ1匹、シマスズメダイ2匹、フウライチョウ1匹、ナミチョウ1匹といったところ。これまででみると死滅回遊魚の出足は遅いといえます。
スカッとした夏日が来ないうちに早くもお盆の時期ですね、お盆を過ぎれば季節的には下り坂、ギラッとした陽光が懐かしくも感じます。
梅雨明け宣言が出たというのにどうどうと雨が降り続いた日々の翌日、磯へ行ってまいりました。
休みの日にはことごとく雨が降り、前回の更新からひと月半ほど経ってしまいました。某所ではチョウチョウ科出現の情報も出ているので、コチラでも・・・という期待はありました。
前日の夜遅くまで大雨、磯では思っていた通りの強風で波のうねりも大きく、採集のコンディションは良くありません。
更に、あちらこちらのタイドプールには強風で吹き集められた木片などが大量に浮かんでおり、魚を探すにも探し辛い状態です。
浮遊物に幼魚がつくことは事実ですが、海を漂ってきた浮遊物とは違って、こちらは主に地上から吹き飛ばされた物の「にわか浮遊物」なので幼魚がついていることは殆どありません。 この浮遊物を丹念に丹念に見ていく・・・ ことはせず、やれやれと眺めてみると、空間から小さなアミメハギ4匹が見えました。つくというより寄っているだけですね。 |
浅瀬もさざ波と濁りでほとんど見えず、確認できた夏の魚はオヤビッチャ1匹、シマスズメダイ1匹というこの時期としては寂しい結果になってしまいました。他にめぼしい魚もいず、網を一度も使うことなくこの日は終了です。