磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 タ行 チョウハン タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介
当磯では毎年見られるわけでなく、個体数も少ない。
泳いでいるのを見ると、何となくフワフワ感を漂わせてますが、やはり逃げ足は早い。メジナの群れの中にいることもありますが、単独という印象のほうが強い。
当ホームページに掲載のチョウチョウウオ科の中ではおっとりタイプです。小さいものほど動物のパンダを連想させられます。(ネーミングの由来はアライグマ)長期飼育も可能でファンも多い種です。
頭部から頭部後方の体側面とエラの下方にかけて半透明の骨質板があるのが判るでしょうか?
この子は狙って採集したものではありません。たまたま一緒に網に入ってきたのを良く見たら、トリクチス期のものだったということです。
別の年の8月に採集した個体
骨質板が消えかかっている。
9月に採集した個体。
黒潮の大蛇行が続く2019年、大小の個体が同時期に見られました。
この子は「目の前のそんな採りやすい場所に居てどうするの…」という感じでした。