磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 タ行 チョウハン タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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チョウハン 〔 チョウハン 〕チョウチョウウオ科
 見られた時期:6月~11月

当磯では毎年見られるわけでなく、個体数も少ない。

泳いでいるのを見ると、何となくフワフワ感を漂わせてますが、やはり逃げ足は早い。メジナの群れの中にいることもありますが、単独という印象のほうが強い。

当ホームページに掲載のチョウチョウウオ科の中ではおっとりタイプです。小さいものほど動物のパンダを連想させられます。(ネーミングの由来はアライグマ)長期飼育も可能でファンも多い種です。

撮影個体:6cm(成魚:25cm)
 学名:Chaetodon lunula (Lacepède 1802) ⦿ 写真クリックで大きい画像
チョウハン 成長の初期段階、トリクチス幼生期にあるチョウハン。(見られた時期:10月)

頭部から頭部後方の体側面とエラの下方にかけて半透明の骨質板があるのが判るでしょうか?

この子は狙って採集したものではありません。たまたま一緒に網に入ってきたのを良く見たら、トリクチス期のものだったということです。

この画像から13日目、骨質板はデジカメのズームアップレンズを通して見ても判らなくなってしまいました。
撮影個体:2cm(成魚:25cm)
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別の年の8月に採集した個体

骨質板が消えかかっている。

本や資料等による日本近海での分布
千葉県以南
撮影個体:2.2cm(成魚:25cm)
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9月に採集した個体。

黒潮の大蛇行が続く2019年、大小の個体が同時期に見られました。

この子は「目の前のそんな採りやすい場所に居てどうするの…」という感じでした。

撮影個体:5.4cm(成魚:25cm)
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