磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 ナ行 ネンブツダイ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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ネンブツダイ 〔 ネンブツダイ 〕テンジクダイ科
 見られた時期:7月~8月

波の穏やかな内湾などの水面下でかなりの数で群れている。泳ぎはゆっくり。磯採集の対象となるには地味な種類。

幼魚は泳ぎが弱く、またか弱いお魚ですから、性格の強い魚との同時飼育は難しく、下手をすると食べられてしまう。人工餌に慣れるのには時間がかかる。

雄は口の中で卵を守り、そして孵化させることで有名です。
撮影個体:3.5cm(成魚:11cm)
 学名:Ostorhinchus semilineatus (Temminck & Schlegel 1843) ⦿ 写真クリックで大きい画像
ネンブツダイ

上記個体とは別のもので成魚となるもの、見られた時期は6月。

この個体はタイドプールでの採集だが、一般的に成魚は小さなタイドプールにとり残されることは少ない。

幼魚の姿とは打って変わり、ピンクカラーが美しい。幼魚と比べると人工餌に慣れるのは早い。

磯で成魚を採集する種類は少ないのですが、ネンブツダイは7月~9月が産卵期だということを知りました。写真を撮ったあと早々に元の場所に帰しました。
資料等による日本近海での分布
本州中部以南
撮影個体:10cm(成魚:11cm)
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