磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 ナ行 ニクハゼ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

【 和名の行選択 】
ア行選択 カ行選択 サ行選択 タ行選択 ナ行選択
ハ行選択 マ行選択 ヤ行選択 ラ行選択 ワ行選択
ニクハゼ 〔 ニクハゼ 〕 ハゼ科
 見られた時期:10月

陸地寄りの深さ10㎝ほどの底が泥混じりの小さな潮溜まりで見られた。表層を泳いでいる時はよく判るけれど、着底すると動かず見つけにくい。

分布は広いと資料等にあるが、当方は2019年が初採集。採集するのは容易。

ハゼ科一覧は ⇒ こちらへ

資料等による日本近海での分布
北海道~九州
撮影個体:3.7cm(成魚:6.0cm)
 学名:Gymnogobius heptacanthus (Hilgendorf 1879) ⦿ 写真クリックで大きい画像
ニクハゼ

こんなふうに漂っているとパッと見た目にはスミウキゴリと間違えてしまいそうです。

生息域は汽水域~内湾でアマモ場に多いとのこと。

食性が動物性プランクトンということで次の大潮時に元の場所に帰しました。

撮影個体:3.7cm(成魚:6.0cm)
⦿ 写真クリックで大きい画像
ニクハゼ 真上から1枚。

飼育は簡単ではなかった。
孵化させたブラインシュリンプはよく食べてくれたけれど、人工餌、乾燥餌、冷凍餌、生餌など思いつくものを与えたけれど、これらについてはごく僅かに口にするのみで食が進まなかった。

資料によれば動物性プランクトンを捕食する。(長崎大学:ニクハゼの生態・生活史およびホルモン処置による採卵)

撮影個体:3.7cm(成魚:6.0cm)
⦿ 写真クリックで大きい画像