磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 ナ行 ネズスズメダイ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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ネズスズメダイ 〔 ネズスズメダイ 〕スズメダイ科
見られた時期:8月

半畳ほどの浅い変形タイドプールの端の隅で見つけました。上から眺めると頭部から背部に流れるブルーのラインが目立ちます。

当磯で見かけたのは2007年が初で資料による分布も南方系。その後2010年にも見られた。

人工餌に慣れるのは早く、活発で、泳ぎ方や性格はミヤコキセンスズメダイとよく似ている。

ブルーのラインは成長と共に見えにくくなっていきます。
撮影個体:1.5cm(成魚:8cm)
 学名:Chrysiptera glauca (Cuvier 1830) ⦿ 写真クリックで大きい画像
ネズスズメダイ

上記個体から約5ヶ月後の画像。

体長3cmぐらいの頃、隔離ケースの上部から飛び出して本水槽へと逃げ出してしまいました。他の魚をいじめることも(一番小さいから)、いじめられることもなく、実に堂々と成長しております。

頭部に残るブルーのラインは、写真に撮ると良く判りますが、普通に見ていると気が付かないほどです。
資料等による日本近海での分布
和歌山県以南
撮影個体:7cm(成魚:8cm)
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ネズスズメダイ

12年後に再採集した個体。

潮が引き始めた深さ10㎝ほどの岩場にいました。

私の通う磯では、12年間で3個体しか見ていないので稀な種となる。

撮影個体:1.6cm(成魚:8cm)
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ネズスズメダイ

幼魚の時期にしか比較ができないのだけれど、頭部の青いラインの入りかたなどはミヤコキセンスズメダイと似ています。

撮影個体:1.6cm(成魚:8cm)
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ネズスズメダイ

背面からの1枚。

ポリバケツの中、水合わせ中に撮影。小さい個体だけれど背中のブルーが目立ちます。

撮影個体:1.6cm(成魚:8cm)
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