磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 ナ行 ニザダイ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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ニザダイ 〔 ニザダイ 〕 ニザダイ科
 見られた時期:6月~11月

毎年見られますが、数はそんなに多くありません。ニセカンランハギと酷似しており、海では尾びれ部の白帯に注目。また、尾びれは透明。頭部もニセカンランハギより丸みをおびていません。

隠れた岩をしっかりと見届けていれば採集できますが、逃げる時の動きは素早く、まばたきしている間に見失ってしまいますよ。

長めの緑苔、薄い茶苔を結構食べてくれます。活発すぎるほど活発で人工餌にも慣れるのが早く飼育は容易。
撮影個体:3.5cm(成魚:50cm)
 学名:Prionurus scalprum Valenciennes 1835 ⦿ 写真クリックで大きい画像
ニザダイ

こちらは透明バージョンの幼魚、

10cm ほどの浅瀬で7月に採集。

撮影個体:3cm(成魚:50cm)
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ニザダイ 幼魚の時期にはカラー色がほとんどなく目立ちませんが、大きくなると腹びれの縁が青紫に輝いており、体色も漆黒のようで、捨て難い魅力があります。
資料等による日本近海での分布
宮城県以南
撮影個体:4.5cm(成魚:50cm)
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ニザダイ

上掲載3枚の写真とは別の個体。

わずかに透明感が残っているのを背景白で撮ってみました。

撮影個体:3.2cm(成魚:50cm)
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ニザダイ

上記写真と同じ個体。

撮影個体:3.2cm(成魚:50cm)
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ニザダイ

透明バージョン採集2個体目。

上から2枚目の透明個体から17年目に同じような状態の個体を採集しました(6月)。

背骨や太い血管の位置が良く分かります。

撮影個体:3.7cm(成魚:50cm)
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