Top AV使用機器(過去)の紹介 ( サラウンド・コードレスヘッドフォン )  
DVL-919
RD-X2
DTU-1600AL
SAT-100GRX
ST-S333ESA
SL-2100
IF-610
ATH-AD9
MHP-AV1
 
現在の使用機器へ戻る
MHP-AV1 (ONKYO) 導入の経緯や選択のわけ 2009/2~2011/3
DP-80 *息子へ譲渡。
自室(物置部屋と化しているが・・・)でエアチェックした曲の選別とPCに保存した曲を聴くために購入したが、広範囲の受信ができるため居間に設置。

エアチェックする曲は月に200曲ほどになり、この曲を聴くためには自分のペースで時間を作らないといけない。HDD → MD への編集(まるごとコピー)は居間で行い、曲の試聴は自室で行なう目的のためにMDデッキと同時購入したもの。

家電品店やAVフェスタなどで触ったり聴いたりして「おっ!良いな!」と思ったオーディオテクニカやパイオニアの製品が本当は欲しかったのだけれど、たまたまWebで見た64%OFFのこの製品を衝動買いしてしまいました。

MHP-AV1という製品を全く知らないわけでなく、掛け心地や音(大雑把な試聴)はある程度知っていたので購入へ踏み切れます。ヘッドフォンで触れたことも聴いたこともない製品は購入しません。

これまで使ってきたMDR-IF610は赤外線通信でオーデオ専用、今回購入したMHP-AV1は2.4GHzの無線通信でサラウンド対応。

赤外線通信は、送信機が見える場所でないと音が遮断されてしまい、壁やドア、洗濯物があると聞こえなくなってしまう。このために当方は居間と台所の2箇所に送信機を設置していた。

無線通信は、極端に言えば家の中のどこに居ても聞こえる。鉄製のドアや鉄筋コンクリートで大きく遮断されると発信機との位置関係で聞こえないときがあるが、それ以外はトイレの中や風呂場などでもOKなのです。

ということで、このMHP-AV1を居間に導入し、居間と台所からMDR-IF610を撤去して自室用とした。

接続に関しては、映画などのサラウンドはデジタル入力で有効となるのでAVアンプのMD録音端子(光)を使用し、アナログ音声はVCRの録音端子を使用する。デジタル/アナログの切り替えは送信機本体の切替スイッチで行なう。

MHP-AV1は密閉タイプ。密閉タイプは低音域がこもりスカッとしないのであまり好きではないが、聴いているといつのまにか慣れてしまう。

音質について、低音域の輪郭は柔らかで量が多く、頭にドンとくるがラジカセのように「ただ出ている」だけではなく音程は明確に表現されます。高域は全く伸びず、先の丸くなった鉛筆みたい。

「家の中のどこに居ても聞こえる」と前述しましたが、万能ではありません。例えば、隣の部屋で動きながら聞いていると低音域の一部が付いてこれず、「ゴッゴツ」という低い音が聞こえることがあります。

サラウンド録音されていない一般的なステレオ2chをドルビーONの状態で聴くと高域がつぶれ、音全体に布を被せたような不鮮明な音になります。ステレオ2chはドルビーOFFで聴くのが正解でしょう。

サラウンド効果は?と聴いてみたが、前後の距離感は無いに等しい。まぁこれは片chには1個のスピーカーしか入っていないので、スピーカー配置のサラウンドのようには距離感の表現ができず仕方がないこと。しかしホールなど会場の広さに応じた場面では雰囲気がでています。