*ワイヤレスヘッドフオン ATH-DWL5500 の導入に伴い撤去
夜になってから音楽を聴く場合が多くなり、そうなるとヘッドホンが欠かせなくなってしまう。必要に迫られて導入したのがコードレス・ヘッドホンである。パソコンの前でも、タバコを吸う換気扇のところでも、雑誌を読みながらでも音楽を聴くことができる。
コードレス・ヘッドホンはこれまでカタログなども見たことはなかったので、感触を確かめるべく行きつけの SONY 専門店へ出向く。そこで現行品を聴かせてもらったのだが、どうもシックリこない。「新しいのが別の店にありますヨ」とのことでその店へ足を運ぶ。用意して頂いていたヘッドホンを頭に掛けた直後に、「コレ下さい」と言ってしまった。音も聴いていないのに・・・
そのヘッドホンは頭に掛けた時にフワッと包み込むような感じだった。頭に掛けた時に違和感を感じるヘッドホンは長時間の鑑賞には向かない、やがて頭が痛くなってきてしまう。それはイヤーパッドの感触や圧迫感、頭部へのなじみ感などであるが、MDR-IF610 はそれらが感じられなかった。購入後、試しに家族にも掛けさせたが、掛け心地は好評だった。
音質は、有線のATH-AD9と似ている。制動が程良く効いて締りのある低音、多少ざわつく感じを受けるが意外と伸びている高音、全体的にはフラットな音量。
ソースの良し悪しも再現してくれるし、インターネットで流れるデジタルオーディオの高域が落ちているミュージックも聞き分けられる。楽しく聴けるヘッドフオンで所持している3個の中では一番のお気に入りとなる。
送信器は居間と台所の2箇所に設置してある。この送信器を接続するためには常に音楽信号が出る端子が必要であり(セレクターの項参照)出力端子不足の一因となっている。(2009年2月:MHP-AV1の導入に伴い設置と接続端子を変更)
その後継機が出ていたが、ヘッド・バンドが硬質系となった為に、頭頂部に違和感を感じてしまう。