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私の人生で一番付き合いが永く、生活の一部となっている音楽と映画。気に留めたことのもろもろを書き綴ったAV記です。


スピーカー工作Ⅲ (2015-07-25)
スピーカー工作Ⅱ (2015-06-28)
スピーカー工作Ⅰ (2015-05-21)
レコードのデジタル化 (2015-04-19)
デジタル化に向けて (2011-01-25)
PCでの音楽環境 (2010-11-06)
デジタル
オーディオプレーヤー
(2010-05-25)
A&Vフェスタ2005 (2005-09-24)
耳鳴りの周波数 (2005-05-30)
A&Vフェスタ2004 (2004-12-05)
今年も行ってきました 「A&Vフェスタ2005」

9月21日~24日:パシフィコ横浜 展示ホール
主催:(社)日本オーディオ協会
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今年の入場もネットでの事前登録が前提で、それを印刷して持って行くが、申し込み書に携帯電話のメールアドレスを入力した場合は印刷不要とのことですが、当方は携帯電話は持ってるけど、殆ど使わないもんねぇ。

今回は、新製品情報をいくつか収集していたのでそれらのチェックです。

  富士通テンの ECLIPSE(イクリプス)スピーカー新製品 ⇒ TD510/508Ⅱ
  ビクターのサラウンドヘッドフォン ⇒ HP-W1500 (昨年 HP-W1000 として出品されていたが、発売が延期されていたもの)
  パイオニアのサラウンドヘッドフォン ⇒ SE-DIR2000C
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①富士通テン ECLIPSE(イクリプス) TD510/508Ⅱ

TD510 はスピーカー口径 10cm、TD508Ⅱは 8cm で、昨年聴いたのは TD712Z の 12cm。口径が小さいほどお粗末になるかと思えたがそうはならず、総じて音が明確でした。

3台とも音質は共通しています。(あたりまえかな・・・)異なるのは低域の幅だけという印象で、ウッドベースのソロ演奏が 10cm でも十分堪能できました。

8cm での試聴は「オペラ座の怪人」から、女性ヴォーカル+オーケストラでしたが、口径を疑うほどの鳴りっぷりです。これを聴くと、「経済的な出費を考えて・・・ 8cm でもいいか・・・」という気持ちにはなります。

サラウンド試聴は 12cm で「オペラ座の怪人」から舞踏会の場面。ホール感はありましたが、なんだか賑やか過ぎてよう判らんですな。

サラウンドも含めて、今年のデモンストレーションは全体的に賑やかなものが多く(打楽器演奏の試聴も)、昨年のほうが良かったと思いました。
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② ビクターのサラウンドヘッドフォン HP-W1500

昨年、HP-W1000 としてデビューする予定だったのだが、発売が延期されて名前も変わり 今回 HP-W1500 として出品されていた。

外観は昨年のものそのままですから、装着感も同じです。変わったのは音質処理の中身だけということでしたが、残念ながら試聴は出来ませんでした。何故って・・・当方、右腕の肘の骨にヒビがあり、現在腕が固定されていてヘッドフォンを自分で掛けられないの。

まぁ、昨年音は聴いているので、ほぼ同じだろうとは予想しますがね。
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③ パイオニアのサラウンドヘッドフォン SE-DIR2000C

昨年出ていたのは SE-DIR800C というモデル。装着感がしっくりこなくてあまり良いとは感じませんでした。

今回の SE-DIR2000C はハウジング部が一回り大きくなって耳をすっぽりと覆うようになっており、装着感が良くなっています(この時は、製品を説明しているおじさんにヘッドフォンを掛けてもらいました)。ただ肌に直接当たるパッド部分が、当方にとっては柔らかすぎると感じました。

これは、2時間掛けていても疲れないように、との説明でしたが、このあたり個人差が出てくるのかもしれません。上記のビクター HP-W1500 とどちらを選ぶか?と問われたら、HP-W1500 です。

音は?周りが煩すぎて気の済むまでチェックは出来ないのですが、良いと思います。
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大画面とDVDの普及が後押ししているのでしょうが、今年は映像系のデモンストレーションが目につきます。また、音楽のネット配信が増大しているためか、この方面の出展も目につきました。

当方、ネット配信の圧縮音楽は眼中に無いのですが、携帯デジタルプレーヤーのシェアがMDを抜いてしまっています(2005年/1月)。こうなると無視はできなくなりそうです。

いずれ AAC(iPod系)、ATRAC3/ATRAC3 plus(SONY系)、WMA(その他)及びMP3 から選択をしなくてはいけない日がくるかもしれないなぁ。

という想いで回っていたら、MP3 で 低ビットレート(64kbps?、96kbps?128kbps?ちょつと覚えておりませんが)で録音した場合の高域不足分(16kHz~20kHz)を、予測して補って聴かせるという技術もでていた。

でもこの先、録音する器の容量はだんだんと大きくなっていくんだから、そんなに圧縮録音して味付けなどしなくてもいいんじゃないの?とも思いますけれど・・・


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