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私の人生で一番付き合いが永く、生活の一部となっている音楽と映画。気に留めたことのもろもろを書き綴ったAV記です。


スピーカー工作Ⅲ (2015-07-25)
スピーカー工作Ⅱ (2015-06-28)
スピーカー工作Ⅰ (2015-05-21)
レコードのデジタル化 (2015-04-19)
デジタル化に向けて (2011-01-25)
PCでの音楽環境 (2010-11-06)
デジタル
オーディオプレーヤー
(2010-05-25)
A&Vフェスタ2005 (2005-09-24)
耳鳴りの周波数 (2005-05-30)
A&Vフェスタ2004 (2004-12-05)

LPレコードをデジタル化してみました。

曲はおなじみの「四季」。LPレコードは当時(1970年代)に日本でブームとなっていたイ・ムジチとフェリックス・アーヨの演奏のものです。私も類にもれず購入していました。それに同じ収録のCDもあるので比較して聴くこともできます。

アナログ ⇒ デジタルの変換は ONKYO の SE-U55SX2 の機器と同梱されていた DigiOnSound6LE のソフトを使用し、とり込みのスペックは 96kHz/24bit のハイレゾ対応でございます。

192kHz/24bit も可能だけれど、販売されているハイレゾ音源の多くが 96kHz/24bit であることもあって、これに合わせました。

四季 LPレコード 四季 CD 録音風景
USBオーディオプロセッサー USBオーディオプロセッサー

録音は AVアンプの REC出力 ⇒ SE-U55SX2 ⇒ PC(USB) の経路で接続、心配していたプチプチ音も無くとり込めました。当時は洋楽中心でしたので、このレコードには殆ど針を落とすこともなかったのが幸いしています。

レコードからデジタル化したものとCDからとり込んだもの、「春」第1楽章を比較して聴いてみました。

良かったのは、レコードからデジタル化したもののほうです。CDと比べて、聴いた瞬間に「あ、柔らかい…」と感じます、それから空間を漂う音の響きが広くて豊かで低音域の拡がりもあり音に厚みが感じられます。

山すそに広がる日本の春ののどかな風景に良く合いそうな感じがします。と言っても、今はもう素朴な風景なんて何処かにいってしまいましたけれどもねぇ…。

「四季」の音源は下記の4種類が手元にあります。

(1)イ・ムジチ合奏団/フェリックス・アーヨ[演奏]
(2)カラヤン指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(3)エリク=ウーロフ・セーデルストレム指揮, チョーリャン・リン[演奏](96kHz/24bit)
(4)クリストファー・ホグウッド指揮/エンシェント室内管弦楽団

聴いていて魅力を感じるのは(1)と(4)、(1)は日本人好みかもしれない柔らかい音でほっとする。(4)は古楽器の演奏なのだけれど、一生懸命演奏しているのが感じられ、音は元気さがある。(2)(3)はややアップテンポで一般的な曲という感じを受ける。

もう1枚、駅中やデパートの通路などでワゴンに入れられて売られている格安のCDというのがあります。(1)と全く同じものだけれど、音場は狭く、やや右寄りで冷たい音がします。BGMで聞く分には良いかもしれないが…。

上記したLPレコードのデジタル化は、自室にセットしてある機器を抜いてリビングに再セットしなければいけないので「よし、やるぞ!」と少し気合いを入れないといけません。

もうちょっと気軽にデジタル化できないかぃ?と考えて購入したのが、LINE入力付きのPCMレコーダー、TASCAM DR-40。USB/DACとパソコンの代わりにこれを接続するだけです。

簡単に録音できたけれど、録音レベルが低いです。手動で録音レベルを設定するのだけれどレベルメーターのギリギリまで持っていくことが出来ません。

パソコンに取り込んでみると、通常のCDリッピングの半分ほどしかありません。まぁノーマライズすればよいことなのですが、気分的にイヤが大きいです。

ノーマライズしたものとしていないものを聴き比べても私は判別つけられなかったんですけれど、そのうち割り切れるようになるかもしれません。

レーザーディスクの保管

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