ユニットを取り付けるネジが付属していないので手持ちのネジを使いますが、キラキラと光って目立つ!(完成写真の右側)。そこで黒画用紙を2穴パンチで打ち抜いたものを張り付けた(完成写真の左側)、このほうが見た目が良いでしょう!
W3-881SJの最低共振周波数は100Hzなので「スピーカー工作Ⅱ」でやったように低域のチューニングを行う。今回のポート長は120mm。P800-Eの奥行きが148mmなので、マチや板厚と吸音材の分を差し引くと、この長さはもう限界だろう。
「スピーカー工作Ⅱ」で作成した W3-1319SAと音を比較してみると…
一聴してみて、全体的な音の大きな変化は感じないが、艶というのを先ず感じる。四季(イムジチ/アーヨ)の春では、ついたての後ろで弾いていたアーヨがついたての前に出てくるようになる。リスニング系では、スネアドラムが良く聴こえるようになったしブラスの音に輝きが感じられる。低音は締りがありモタモタしない。アコースティックギターの歯切れ良さはFE83Enに近づく。一方、音の輪郭は一歩退くが全体の音の中での繋がりが良くなって、ある音が強調するということが無くなった。
と、総じてなかなか良いユニットです。W3-1319SAとW3-881SJのどちらを選ぶかい?と聞かれたら…、W3-881SJを選びます。
さてさて、GX-70HD2(オンキョー:パワードスピーカー)⇒ FE83En(フォステクス)⇒ W3-1319SA(TangBand)⇒ W3-881SJ(TangBand)と、これまた音は善い方向に進行しました。次のステップ「スピーカー工作Ⅳ」があるかどうかは…???です。
気になるスピーカーユニットはあるのですが、今のところW3-881SJは良い音を聴かせてくれています。
⇒ 2016/12に新しくボックスを作成して入れる。 |