音出しの第一印象は…
FE83En を少し重くしたような音です。解像度も有りそうだし、低音域も出ています。このままで数時間、2日間鳴らして3日目にバスレフポートの調整をやりました。
低音域はやはり腰高の音が強調され、ボコボコと聴こえて私的には不快なのです。そこでポート長100mmを作成して聴いてみると、先ほどの腰高のボコボコ音が随分とおとなしくなりまして、おぉ…これで良いかな…という感じになりました。P800-E のポート長は約55mmなので2倍弱の長さになります。
ポートの長さは根拠のない当てずっぽうなのかぃ?…、いえいえ一応目安は付けておりますよ。こちらを利用させて頂きました ⇒ 密閉/バスレフ型エンクロージャー設計プログラム
試しに、ポート長を75mmにしてみると、これも腰高の音になってしまいました。今のところは100mmで落ち着いておりますが、機会があれば110mm、120mmも試してみたいところです。
FE83Enと音を比較してみると…
解像度は同等か?、出てくる音を少し低域側にシフトした感じになります。打楽器やピアノ演奏などでは音の輪郭がハッキリして前に出てくる。ボーカルの絞り出す声はリアル感が感じられる。低域方向の量感があることでオーケストラの演奏などもホールの雰囲気を感じられます。一方、アコースティックギターの爽やかさや余韻の残り方は劣ります。
1ヵ月ほどW3-1319SAを聴いた後に改めてFE83Enを聴いてみると、「高域寄りの軽い音…」と感じられます。どちらを選ぶかぃ?と聞かれたら、迷わずW3-1319SAを選びます。
さて、GX-70HD2(オンキョー:パワードスピーカー)⇒ FE83En(フォステクス)⇒ W3-1319SA(TangBand)と音は善い方向(マイナスではない)に進行していますので、次のステップ「スピーカー工作Ⅲ」も検討中です。 |