磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 マ行 マハタ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

【 和名の行選択 】
ア行選択 カ行選択 サ行選択 タ行選択 ナ行選択
ハ行選択 マ行選択 ヤ行選択 ラ行選択 ワ行選択
マハタ 〔 マハタ 〕 ハタ科
見られた時期:9月

流れの穏やかな岩場の浅瀬にて採集。ゆったりと逃げて岩穴などに隠れるが、好奇心に負けてか警戒心が薄いのか、やがてのっそりと出てきます。

分布は広いようですが、当磯ではあまり見かけない。

口からのぞく歯をみれば判るとおり魚食性の強い魚です。小さい他個体との同居は輸送も飼育も隔離が必要です。

当方でも水槽への移動途中に同居させたオヤビッチャが、一瞬で食べられてしまいました。「え~!あのサイズを…」という感じです。

食欲旺盛で何でも食べるので飼育自体は簡単ですが、見た目に似ずジャンプしますので飛び出しには注意です。
資料等による日本近海での分布
北海道南部以南の南日本
撮影個体:4.9cm(成魚:90cm)
 学名:Hyporthodus septemfasciatus (Thunberg 1793) ⦿ 写真クリックで大きい画像
マハタ

11年振りに採集した個体(10月)。

浅いタイドプールにいるのを見た時にはゴマフエダイか?と思った。

成長して行く過程で短くなる、背鰭(せびれ)の第2棘がまだ長いです。

参考文献
マハタの卵内発生および飼育による仔稚魚の形態変化(魚類学会誌)

撮影個体:3.2cm(成魚:90cm)
⦿ 写真クリックで大きい画像