いい音ですなぁ…! 硬く腰高だった低音域は、固まっていた音程がばらけて柔らかくなり聴きやすい → 製作の目的は達せられました。+アルファの音の透明感は?う~ん、前よりもあるような気がする… 気がする…。
「おっ!」と感じさせる音であり、聴きやすく解像感もある。音質は美しい部類に入るので長く聴いていても疲れない、というよりももっと聴いていたくなる。クラシックもなかなか良くてスピーカーの間に展開するオーケストラを味わえるのは贅沢です。
あらためてFE83En(FOSTEX)を乙女の祈り(ピアノ)で聴き比べてみると。FE83Enは学校の体育館のステージで演奏しているモノクロ映像の音のイメージだが、このスピーカーで聴くと映像はカラーとなって音楽ホールのステージで演奏している音のイメージとなる。FE83Enは乾いた音でW3-881SJは艶のある音と言える。
聴感上での低域特性を確認してみると、100Hz以降から減衰していっているようで、90Hzが出ていることは聴きとれるが、80Hzになると耳を澄まさないと聴きとれなくなる。バスレフポートは一応80Hzで合わせてあるが、容積が少ないのでこんなものかな… と納得する。
大変ありがたく利用させて貰っている、テスト信号発生ソフト ⇒ WaveGene
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