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〔 カエルウオ 〕イソギンポ科 |
見られた時期:5月~11月
タイドプール(潮だまり)や浅瀬でよく見られる。壁や斜面のような岩の小穴を棲みかとしており、餌をついばむためにササッと出て来てはまたすぐ穴へもどる。底性生活は好まないもよう。ナベカよりも個体数は少ないと感じる。
水槽内の苔を良く食べてくれます。人工餌に慣れるのは比較的早い。 |
本や資料等による日本近海での分布
房総半島以南~九州以北 |
撮影個体:6.0cm(成魚:12cm) |
学名:Istiblennius enosimae (Jordan & Snyder 1902) |
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正面から見るとなかなかユーモラな顔つきです。 |
撮影個体:6.0cm(成魚:12cm) |
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7月に採集した別の個体。上記個体よりも小さく黒味が強い。磯で見かける時はほぼ黒色です。
ジャンプするのを見たことはありませんが、水槽撮影のために設置している隔離板をいつの間にか乗り越えて移動しています。水槽のフタは必ずしておきましょう。
*隔離板は水面からは1cm出ています。 |
撮影個体:3.9cm(成魚:12cm) |
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上記個体の横顔。
目の後ろ側頭部に正中線皮弁がありませんね。(下記画像参照)
*正中線:
ヒトや動物の前面又は背面の中央を縦にまっすぐ通る線のこと。 |
撮影個体:3.9cm(成魚:12cm) |
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小さい個体は「正中線皮弁」が無いみたいだけれど、どの位のサイズになれば出てくるのかな? |
撮影個体:3.9cm(成魚:12cm) |
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