磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 カ行 コショウダイ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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コショウダイ 〔 コショウダイ 〕イサキ科
 見られた時期:7月~8月

磯では、浅い砂礫底の藻場近傍で散在しているのが見られた。(群れではない)

頭を下向きにし波の動きに合わせてヒラヒラと泳いでおり、網を近づけても殆ど逃げまわることがなく、比較的あっさりと採集することが出来る。左の個体はくるぶしほどの水深で採集したもの。

初めてコショウダイを見たときは、全身真っ黒黒すけで透明な尾ビレは見えず、それが何の種類かを推測できなくて妙にドキドキしたものでした。
撮影個体:2.5cm(成魚:55cm)
 学名:Plectorhinchus cinctus (Temminck & Schlegel 1843) ⦿ 写真クリックで大きい画像
コショウダイ

上の写真よりやや大きい個体。

黒色の肌(?)はデリケートで、網で掬って擦れると、その部分が色落ちしてしまうのです。

当初、幼魚の写真が図鑑に載っていないのでネット検索や成魚の写真から推測して、ヒゲソリダイの幼魚と思っていたが・・・

撮影個体:3~4cm(成魚:55cm)
⦿ 写真クリックで大きい画像
コショウダイ 左の写真のように特徴が出てきて、写真を撮って、しばし眺めてから、はじめてコショウダイの幼魚であることに気がついたのです。

正面から見ると、顔立ちと口の格好からコイを連想してしまいます。

元気で、よく動き廻り、人工餌にも慣れるのが早く、食欲も旺盛なので飼育は容易。

気が向いたときに?同種での小競り合い程度はありますが、他の魚に危害を加えることは少ないようです。
本や資料等による日本近海での分布
中部日本以南
撮影個体:4.5cm(成魚:55cm)
 学名:Plectorhinchus cinctus ⦿ 写真クリックで大きい画像