磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 サ行 シマイサキ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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シマイサキ 〔 シマイサキ 〕シマイサキ科
 見られた時期:7月~11月

磯では、同じシマイサキ科であるコトヒキの群れと一緒にいるのを見かける。個体数は多いと感じているのですが、年により確認できる数に大きな差があります

水槽内では、コトヒキと同じように臆病ですが、性格はコトヒキほど根性悪ではない。でもコトヒキとの相性はとても悪い。

環境変化にも良く順応し、丈夫で、長期飼育が可能ですが、如何せん大きくなり過ぎる。
資料等による日本近海での分布
中部日本以南
撮影個体:2.4cm(成魚:30cm)
 学名:Rhynchopelates oxyrhynchus (Temminck & Schlegel 1843) ⦿ 写真クリックで大きい画像

2014年9月下旬、タイドプール(潮だまり)で見つけた左の個体は、底の方で頭を下向きにして泳いでおり、遠目でパッと見ためではコショウダイと見間違えそうだけれど、よく見れば泳ぎ方にヒラヒラ感がない。

小さい個体が全てこのような黒っぽい状態であるのか?と思っていたが…。

撮影個体:2.8cm(成魚:30cm)
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2018年8月下旬、上記個体よりさらに小さい個体をタイドプールで採集した。

この時は、上記のように黒っぽくはなく、黒い縦縞がよく見えた。

撮影個体:2.1cm(成魚:30cm)
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2020年8月中旬に採集した個体。

波の穏やかな水面下をゆっくりと泳いでいた。見られたのはこの1匹のみ。

その場では種名が判らなかったので持ち帰り、水槽で観察していると8日目にシマイサキの特徴がでてきた(下記写真)。

撮影個体:1.2cm(成魚:30cm)
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上記写真から8日後、シマイサキと確信しました。

まぁ3日目ぐらいから何とな~くシマイサキかもしれないなぁ?とは思っていましたが。

このサイズでも人工餌(小顆粒)を食べ始めます。

撮影個体:1.2cm(成魚:30cm)
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