アンプについて
A-30 に決めたきっかけはカタログに載っている内部写真。良いよ!という一部分だけが載っているだけであり、「これでどうだ~!」と上位機種のように自信満々の全体写真が載っているわけではありませんが、私はこのチョビ内部写真に惹かれました。アンプを作ったことがある人なら少しは判ってくれるかな?。でも買って正解だったと言えます。
ヘッドフォンで聴いてみると、A-30 の音質はヘッドフォンアンプ DSA192U の音質とそっくりで、低域~高域にかけての音の反応もそっくり、「素直な音」という感じを受けます。
導入当初は「え?どっちで聴いているんだっけ?」という感じになりました。良~く聴いてみると A-30 の方が僅かに高域が丸くなる、DSA192U の出力をつないでいる2.5mのRCAケーブルが影響しているのかもしれないが、ま、聴いていて不満は感じられません。
スピーカーについて
好みのスピーカーは自作に限る!ということに落ち着きました。
先ずスピーカー本体の大きさ、自分の聴く環境に置ける大きさの希望は、幅100mm ~ 130mm、高さ200mm~230mm、奥行き150mm~170mmがベストです。要は、幅が手のひらサイズでA4の半分ほどの大きさのスピーカーということです。
次に音質、欲しているのは「永く聴いていても疲れない優しい美音」です。もごもごしない解像感があることはもちろんですが、迫力のある低音や重低音、突き抜けるようなトランペットの高音はいりません。
市販スピーカーで丁度よいサイズの物も有りますが「これは良さそう!」と私の触覚に反応する製品がない。ある程度音量を上げないと実力が出てこないというのも小音量で聴く私には向いていない。それに、この距離で聴くのに2Wayはないでしょう…とも。
一方、自作する場合は大きさが自由に決められるし、スピーカーユニットの素材も色々あり、特色のあるものを聴いて試すということができるという選択肢が多い。(このことは「スピーカー工作Ⅱ」あたりから実感し始めました)。
音質に影響のあるコーン型の振動板もペーパー系、ポリプロピレン、アルミ、グラスファイバー、ウッドなどと色々あり、いつかは自分に合うものを見つけられそうな気がする。
希望するスピーカーの大きさから容積は1.5ℓ ~ 2.5ℓ 前後なので使用できるスピーカーユニットは 8cmのフルレンジあたり、10cmになるとスピーカー本体が大きくなってしまう。 |