HP-TOP  磯採集いろいろ

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このグラフを眺めても、お魚が採れるわけではありません。しかし、採集海域の水温や黒潮のゆくえは、とても気になるものです。そういうわけで、年間を通して追ってみることにしました。採集海域の水温というのは神奈川県東部の三浦半島海域となります。データの収集元は神奈川県水産技術センターです。

= 採集海域の水温と黒潮の水温 ( 2011年 ) =
   
(実線は2010年度の水温軌跡)  
2010年水温グラフ 表記日は、5日/15日/25日 を目安にして下さい。
温度差が約1℃程生じます。
  (20℃台とは 20℃ ~ 20.9℃)
タイドプールは気温の影響を受けやすいので表記の水温とは異なる場合があります。
 
    12月26日の様子 黒潮の履歴 ⇒ 2011

12月下 黒潮は関東域を通り過ぎるようにほぼ平行に流れています。黒潮、採集海域の水温は共に前年度と同じで今年は終了です。面白い魚に出会えそうで出会えなかった今年、ちょっと悔やまれることもありました。また地震~津波を強く意識した磯採集でもありました。 12/26
12月中 黒潮の流れは中旬前後に房総半島への接岸傾向がありますが、神奈川県沿岸への影響は殆ど無いようにみえます。黒潮、採集海域の水温は共に下降の一途ですね。気温が一段と下がり、家に居ても動きが鈍ります…よって水槽は未だ苔がはびこっております。(ここで水槽にチラリと目をやり)今度の休みは「水槽を掃除しよう!」と思うのです。 12/20
12月上 ここ1カ月、黒潮の流れに大きな変化は無いように感じます。水温は下降の一途ではありますが、それでも気温よりは高い。遅まきながらマリンアクアリスト61号を入手しました。目を皿のようにして読んだ記事は「白点病とその対策」、必死に…というより強かに生きる白点病虫の生活環が見えてきます。これを読めば、いつか白点病が発生したら(それはそれで困るけれど…)的確にそして正確に治療ができますよ。 12/8
11月下 更新をさぼっていたので2回分まとめて更新です。黒潮の位置は11月中はほぼ同じ位置を大きな湾曲もなく流れていることになるという結果になり、期待する影響も(ほぼ)無かったということになります。水温は黒潮、採集海域共に日増しに下降しておりますが、気温よりは暖かいかもしれません。ここのところストーブを付ける回数が増えました。ウルトラセブン、ワイルドセブンそしてWindows7、導入して2週間。うまく動作しないアプリケーションがあり、PCの前に座ると「なんでだ~??」と悶々としておりましたが(HPの更新を先延ばしにしていた理由でもあります…)、つい昨日、快適動作となりました。原因がUSB3.0とは呆気ない幕切れです。 11/26
11月中
11月上 黒潮の流れは三宅島域を流れておりやや離岸といえます。採集域の水温はほぼ20℃ですが、夜中の気温は11℃の予報で、もうタイドプールに残されている熱帯性のお魚たちは死滅状態です。当方は今年はもう引き籠ってしまいましたが、Sawadaさんは磯へ出られました。この熱意に頭が下がります。 11/10
10月下 黒潮の離岸は続き、今は三宅島の向こうを流れております。気温が低くても黒潮が近づけば…という選択肢が10月下旬~11月にはあるのですが、もう叶いません。 10/29
10月中 黒潮の流れは前回よりも遠ざかる傾向とみうけられます。採集域の水温は20℃台ですが、気温の下降が著しくて身体的に寒さを感じます。海のほうへ足が向かない気持ちです。ホントに今夜は靴下を履きたいぐらい… 10/20
10月上 台風で清掃された磯に輝きを送り届けてくれるか?と期待した黒潮の流れは前回と殆ど変らず、相模湾域からは遠い位置にあります。黒潮と採集域の水温は共に下降しました。10月初旬の大潮採集で採集心も下降しております。13日時点での黒潮はもっと離れていますしねぇ…今後の磯採集は微妙です。 10/13
9月下 8月中旬以降、あまり変化のなかった黒潮の流れが今月の下旬に入って変化をみせはじめました。ただ通り過ぎる黒潮の流れは浮遊卵や稚魚の放出には向いていないと考えているのですが、しかし、この先潮があまり引かないのよね~。採集域の水温が急激に下がってしまいましたが、昨年並みということですね。朝夕の気温もグッと下がって寒く感じるくらいです。 9/28
9月中 黒潮の流れは14日~15日に房総半島へ接近傾向をみせていましたが、それ以外は殆ど変っていません。変化のない黒潮に代わって、台風15号、16号の影響がありそうな気配ですが、あまり接近し過ぎると磯は一掃されてしまいます。難しいですね… 9/19
9月上 9月に入って黒潮の流れは現状と殆ど変らず、あまり面白味のない流れ方となっています。黒潮の水温と採集海域の水温の差が殆どない状態です。前回の大潮時に転倒して5針縫ったんですが、今日全て抜糸してもらいました。生物の再生能力はすごいと感じます。昨今の夜、セミの鳴き声がなくなり、秋の虫の音が聞こえます。 9/9
8月下 17日~22日にかけて房総半島に接近気味だった黒潮は現在離岸傾向になっています。黒潮の水温が関東域で28℃を拡大維持できないまま今年は過ぎて行きそうです。下旬の大潮行ってきましたが、開始30分後に足を滑らせて転倒し、転倒時に突いた左手の人差し指に裂傷を負い、直ぐに帰ってきてしまいましたが、結果、5針縫う羽目になってしまいました。 8/29
8月中 黒潮の流れは前回とほぼ同じで大きな変化はなく、関東域に対して着かず離れずといったところでしょうか。黒潮の高水温域が昨年と比べると関東域まで伸びてきていません。併せて採集海域の水温も上がっていません。遅めの盆休みで帰省先から戻ると「あの暑さはどこへ…」と言えるほどに涼しい!ではありませんか。生活上過ごしやすいです。 8/21
8月上 黒潮の流れは7月中旬と同じような傾向で大きな変化はありません。しかし、7月下旬の磯採集では例年以上のチョウチョウウオ科が確認できました。これは台風6号の影響かな…?と勝手に推測しております。7月下旬の雨空が過ぎてから天候は一転し、夏が戻ってきて暑いよ~。 8/6
7月下 黒潮の流れは中旬以降大きな変化はなく、関東域からは遠い位置にあります。採集海域の水温が大幅に上昇しました。台風6号通過後は何となく夜は涼しいです。やっとセミも鳴き始めました。今週末は大潮ですが、天気予報をみればシャキッと晴れませんなぁ~ 7/25
7月中 情報収集先の神奈川県水産技術センターでサーバー不調のためデーターが取れず(数日トライしたが何も表示されない状態なので)更新を見合わせました。 7/25
7月上 黒潮の流れは前回から大きな変化はなく、ほぼ同じ位置を流れております。黒潮の水温が上がりましたが、採集海域の水温はストンと落ちました。まぁ一時的でしょうけれど…。連日、気温が30℃を超えており、日中に外へ出れば、なんと交互に出す歩の運びの遅いこと。今週末は大潮、南の魚の到来状況が気にかかりますが、梅雨も明けたことだし、良い採集日になるかもしれません。 7/10
6月下 黒潮の流れは前回よりも大幅に近づいておりますが、流れ方がやや単調です。黒潮と採集海域の水温は共に3℃上昇し昨年と比べると半月以上も早い。まだ6月というのに気温が30℃を超えるムシ暑い日が続いております。この調子で7月8月といけば、いったい何度になるんでしょうね。 6/30
6月中 黒潮の流れは前回UPした時とほとんど変わらず、4日以降はずーっと関東域から離れています。予定していた中旬の大潮の採集は雨で流れてしまいました。暖かくなって水槽の掃除もやり易くなりましたねぇ~。 6/20
6月上 5月下~6月上にかけて一部接近していた黒潮はアッというまに離れてしまいました。上旬の大潮時に採集に行きましたが、接近していた黒潮はまだ水温が低いのか、黒潮の恵みというものは感じられませんでした。 6/8
5月下 黒潮の流れは20日あたりから湾曲した一部が関東域に大接近!こういうのを見ると心が逸ります。6月第1週は大潮にあたるので磯採集が楽しめるかもしれません。5月中旬の大潮時、連休とは別に休みが1日あったので磯へ出かける予定でしたが、強風のため断念しています。 5/30
5月中 黒潮は前回と比べると大幅に接近しています。また、沖合系暖水が相模湾に進入しているもようとのこと⇒神奈川県水産技術センター。黒潮、採集海域共に水温はじわりと上昇し今年の始まりを示唆しています。当方、遅めの5月連休が3日ありましたが、大潮と少しずれたみたい…。 5/18
5月上 黒潮の流れはまだ遠い位置にあります。採集海域の水温が15℃を超えてきましたので、そろそろ磯へ出てもよい頃です。今年の磯はどんなんだろう?と思うわけですが、早初夏の磯は⇒5月に磯に出られたSawadaさんのHPを参照。HPの更新をしようとパソコンの前に座ると最近はすぐに眠くなってしまいます。 5/8
4月下 黒潮の流れは遠い…デス。黒潮の水温は前回と変わらないが、採集海域の水温はぐんと上がって17℃前半。GW中に大潮があり5日、6日はお昼頃で潮位0cmとなります(三浦の磯基準)。出かける方いらっしゃいますかねぇ?。当方は「え、世間は連休中なの~」という思いを胸に仕事をしています。 4/30
4月中 黒潮、表示領域を横切るだけだったのが、蛇行の一部が房総半島に接近気味になっております。黒潮、採集海域共に水温は前回と変わらず。桜が散って、急に暖かくなりました。そろそろ潮時表を眺める頃になりますね。原発の放射能汚染水が海へ放出されました。プランクトンが豊富な親潮、影響が懸念されます。 4/20
4月上 月初めには、蛇行の一部が房総半島沖50kmのところを流れていた黒潮は、現在八丈島の向こう遥か彼方を流れております。シーズン中この調子だったら気分が滅入ってしまいます。近所の桜が満開!という状況です。晴れたら写真撮りたいですね。突然、何処からともなく現れたイータイ星人がここ1週間ほど左こめかみに住んでいましたが、一昨日何処かに行ってしまいました。良かった~ 4/9
3月下 黒潮は随分と曲がりくねって遠い位置を流れております。黒潮、採集海域の水温共々これから上がり始めるスタートの位置という感じがします。神奈川県水産技術センターの情報更新が行なわれ、当方もデータ更新をするができました。天気予報に花粉情報と放射能情報(神奈川新聞より抜粋)…今を象徴しています。 3/29
3月中 黒潮は前回と似通った形で流れております。採集海域の水温は13℃台でグラフ外です。11日の東日本大震災後の計画停電の影響で参照元の神奈川県水産技術センターも情報更新を当面停止するとありました。そうなると、当方もデータ更新を見送ることになります。当方の地区の計画停電は2回ありました。そのうちローソクで過ごしたのは1回。まぁ神奈川県も電力が足りず、他県から貰っているようなのでしかたがないでしょう。地震があった11日、2時間半歩いて帰宅しました。自宅の被害状況が心配でしたが、被害は殆ど無くて、水槽の水がこぼれているぐらいですみました。 3/21
3月上 黒潮は八丈島と三宅島を洗って関東域の沖合を流れております。水温は18℃台で最も冷たい黒潮です。採集海域の水温は13℃台で久々にグラフ外です。春陽気になったり冬の陽気になったりしているこの頃、季節君も躊躇しています。 3/8
2月下 2月下旬の更新を忘れてしまいました…、黒潮は28日頃から付かず離れずといったところでしょうか、やや近い位置を流れております。水温は19℃ラインは遠いので18℃台としています。採集海域の水温が13℃台になったかと思っていたら14℃台で、意外と下がらないのですね。昨今、気温の差が大きく、昼に暖かいからといって、うかつにコートを手放すことはできません。 3/1
2月中 黒潮は、器用な迂曲は無くなり三宅島と八丈島の間を流れています。採集海域の水温がやっと13℃台となりました。冷たい海です。15日に降った雪はみごとにカラリとあがりました。前回記載した、サザナミハギの尾びれの縁の白い腐敗物は無事に治癒。 2/18
2月上 黒潮の流れ、器用に迂曲して相模湾側からは遠い位置にあります。一昨日の朝は雪がチラついていましたが、何とな~く暖かい昨今。梅の花の映像もニュースで流れておりますが、通勤路にある梅の木はまだ蕾です。水換えを怠っていると、サザナミハギの尾びれの縁に白い腐敗物ができ始めます。2回に分けて水換えを決行です。 2/10
1月下 遠ざかっていた黒潮が再び房総半島へ接近しています。採集海域の水温は14℃台で、昨今の身にしみる気温の低さと比べれば暖かいです。もう1月も終わり…早いよぅ… 1/30
1月中 黒潮の流れは7日~13日にかけて房総半島へ接近をみせていましたが、現在は遠ざかりつつあります。昨日(16日)は気温が0℃に低下して出勤時は空気が冷たく感じました。採集海域の水温はまだ昨年より高めです。 1/17
1月上 また新しい年がきました、今年の環境状況はどうなるのでしょうかねぇ、昨年みたいな猛暑!はとても辛いです。黒潮はどういう動き方をしてくれるのでしょうか?これが毎年いつも気がかりなことです。さて、黒潮、採集海域の水温は共に昨年より高めでスタートしました。 1/9