W3-881SJ を聴きなれているので馴染みのある音が出てくる、まぁコーンの素材が同じなので当然ですな。解像感なども同じであり、これといって大きな違いが感じられない。低域から高域まで破たん無くマイルドに再生する。
違いをさがしてみる。
W3-881SJ の音は柔らかくて空間を漂う音の数が多い、それに対してこのユニットは僅かに硬めの音で前に出る感じがある。空間を漂う音の数は2割ほど少ないという印象を受ける。これが振動系の質量が15%ほど重い影響だと思う。音に重さが加わるとこうなるのか…と。
両ユニットの違いは意識して聴き比べれば判る程度のもので、黙って聴かせれば多分気づかないものでしょう。あえて例えて言うならば、絹豆腐と木綿豆腐の違いか…?
聴感上での低域特性を確認してみると、70Hz以降からじわりと減衰しているようで、60Hzが出ていることは聴きとれるが、50Hzになると耳を澄まさないと聴きとれなくなる。これだけ出れば私は満足です。
音の好みは人それぞれだが、販売価格が3,000円弱であることを考えるとお得だと思う。購入先 ⇒ コイズミ無線(只、取り付けネジは頭の丸いナベ型を私は使用した)。 |