磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 ア行 ウルメイワシ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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ウルメイワシ 〔 ウルメイワシ 〕ニシン科
 見られた時期:9月

小さめのタイドプール(潮だまり)に取り残されていた。

これまで見てきたカタクチイワシとは違うと感じたのだが、採集するにはちょっと大いサイズなので写真だけ撮ってきたもの。

今度は小さい個体を採集してみたい。

本や資料等による日本近海での分布
北海道~九州
撮影個体:推定 13cm
(成魚:30cm)
 学名:Etrumeus micropus (Temminck & Schlegel 1846) ⦿ 写真クリックで大きい画像
日本の主なイワシ類といえば、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシの3種ですが、採集をしないで写真撮影で種を特定できたら?と思ったので参考に。

マイワシの写真は無いのでウルメイワシとカタクチイワシの例です。

下の画像はカタクチイワシ(撮影:5月)、全長:推定で11cm。「背中が青緑で細長い」というイメージ以外にはコレといった識別のポイントが見つからないけれど …

下の画像はウルメイワシ、カタクチイワシと比べると、「目が大きい」、また「エラの部位に輪郭の不鮮明な2つの暗色斑が見られる」(下記画像の白矢印参照)のですが、でも、死んでしまった個体だと不鮮明となってしまう為か、誰も注目はしていませんが …

その他、下記の計数的な違いがありますが、真横からの写真なら判るでしょうが、斜め上からの写真だとちょっと難しいでしょうね。

ウルメイワシ

背びれ起部(A)は腹びれ起部(B)よりはるかに前にある。

カタクチイワシ

背びれ起部(A)は臀(しり)びれ起部(C)より前にある。